フレンズ

Friends 1994~2004年 アメリカ

このドラマについて
 20代後半の6人の友人が繰り広げる日常生活。一流シェフを目指すモニカ。彼女と同居するレイチェルは実家はお金持ち。結婚式当日にドタキャンしてモニカの部屋に転がり込んだお嬢様。向かいの部屋のチャンドラーはメンバー唯一のビジネスマン。同居するのは俳優の卵のジョーイ。でも、ちっとも芽が出ない。モニカの兄ロスはバツイチ。離婚した妻は同性愛に目覚め、女性と同棲してロスとの子供を育てている。ロスはレイチェルに恋しているが、一度駄目になったこの恋は密かに心にしまっている。以前、モニカと同居していたフィービーは、不思議な力を持っているというシンガーソングライターだが、歌は下手。
 この6人の恋や友情や家族のドタバタが、なかなか面白いのです。誰もが少しおかしなキャラクター。これで本当に30代を迎えられるのか? とドラマなんだけどちょっと心配になってしまう不思議なドラマです。
 ゲストが多彩で有名人が多いのもこの番組の見所。「ER 緊急救命室」のロスやカーターも出演しましたし、ヴァン・ダムやジュリア・ロバーツも出ました。


これがまた6人ともちょっとクセありの人物でどこかおかしい。ちょっと強調はされているけど、実際自分達も似たり寄ったりかもと思えたりもして、笑ったり泣いたりしながら共感している自分。テレビドラマだから、彼等の友人関係が羨ましく見えて、「こんな友達でありたい、こんな友達が欲しい」とも思えてくる。まあ、ドラマだからいい、ということも言えるのだろうけど、毎回笑わせてくれるこのドラマは、日々の嫌なことを忘れさせてくれる一本。
そして、ドラマに登場するみんなのたまり場のCAFE「セントラル・パーク・カフェ」。これがまたいい! コーヒー好きの私にはこのシーンが出てくるとコーヒーが飲みたくなるのです。このカフェが本当にあれば行きたいくらい。必ず常連客になってしまうであろうカフェです。(2001/09/09)

追記:「セントラル・パーク・カフェ」は、もちろんロケではなくセットだったので、お店のロケーションが素敵とか雰囲気云々は別の話で、ただとても居心地がよさそうな感じで、いつも飲んでいる大きなカフェオレボールがすごくよかったのが、思い出されます。私は素敵なカップでおしゃれにちょこっと飲むというよりもたくさん飲みたい方なので、あおのカフェオレボールにいっぱい入った温かそうなカフェオレが毎回飲んでみたいなあ、と思っていたのでした。
また、この番組は2004年の第10シーズンで終了していますが、私は実は途中までしか観ていません。途中のままなので、あの6人がどうなったのか、ちゃんとは知らないのです。観たい!(2019/08/25)


出演者とキャストについて
コートニー・コックス(モニカ・ゲラー役)
テレビでの活躍が多いような感じがしますが、映画も結構出ているんですよね。私は「ファミリー・タイズ」を観て彼女を知ったので、ずっとテレビ界で活躍している人だと思っていました。このモニカ役が大当たりとなって、一躍スターの仲間入りという感じでしょうか? 恋の噂もいろいろあり、「フレンズ」放送中にまだ付き合っていたトム・セレック(番組にゲスト出演もした)と結婚するのかと思っていたら、デビッド・アークウェットと電撃結婚したのには驚きました。出演作品には、当サイトでも紹介の「ファミリー・タイズ」(TV)のほか、「コクーン」、「Mr.ディスティニー」、「エース・ベンチュラ」、「スクリーム」、「スクリーム2」、「スクリーム3」など。200年の作品「The Shrink Is In,」ではプロデューサー兼主演をやっているよう。夫であるD・アークウェット共演です。

ジェニファー・アニストン(レイチェル・グリーン役)
このレイチェル役で一躍有名人になって、その後、ブラッド・ピットと結婚した今注目の女優ですよね。数々のドラマにゲスト出演し、「フレンズ」出演後、映画にも多数出演しているようですね。私は「彼女は最高」しか観ていないので、ちょっと他の作品の邦題はわかりませんでした。多分、他の作品もレンタルビデオにあると思います。

リサ・クドロー(フィービー・ブッフェ役)
この番組で日本でも広く知られるようになりました。その後、映画にも出演して話題になっていますね。独特の雰囲気を持つリサは、少しずれた感覚のこのフィービー役がぴったりという感じがしますが、他の作品の彼女はどうなんでしょう? この「フレンズ」以前は、「Cheers」や「Mad About You」などに出演していたようで、この2本、ずっと観たいと思っているのですが、日本では放送されていません。是非、地上波放送して欲しいです。

デビッド・シュワイマー(ロス・ゲラー役)
彼は「この素晴らしき日」や「L.A,Law」に出ていたようですが、私の記憶にはありませんでした。今は映画でも活躍していますね。少しとぼけた感じが忘れがたい印象を与えるデビッドです。出演作品には、「NYPDブルー」(TV)、「ハッピー・ブルー」、「6デイズ7ナイツ」など。

マシュー・ペリー(チャンドラー・ビング役)
ちょっとカイル・マクラクレンに似ているとこの番組が放送される時に雑誌などに載っていました。なかなかハンサムです。「愉快なシーバー家」にも素敵な青年で登場しています。映画出演もこの番組以降、増えたようですが、良くないニュースも入ってきて、今後が心配ですね。

マット・ルブランク(ジョーイ・トリビアーニ役)
ジーンズのCMで有名だったそうです。この番組のジョーイ役もちょっとおかしいけど、二枚目を気取る俳優志望ということで素敵な姿を見せてくれていますね。「ロスト・イン・スペース」出演のときは日本でも大々的に取り上げられ、来日も果たしました。今後に期待しましょう。