FBI失踪者を追え!①

Without a Trace(2002~2009年) アメリカ作品

このドラマについて
 ある日突然、失踪した人物を捜索するFBIの捜査官達の活躍を描く、スリルとミステリアスに満ちた、でもホロリと人情もあって泣かせ、またちょっとだけ笑いもあるドラマ。この番組の魅力を一言で伝えるのはとても難しい。
大都会ニューヨークで急に失踪した人を探す、と言ってしまえば簡単かもしれないが、そこには見えない部分を明らかにしていく作業が伴う。犯罪、事故、自らの意志、失踪には様々な理由が考えられるが、番組の中ではその失踪者を48時間以内に発見しなければ命の危険があると言う。
現場から、どんな状況で、どんな人物が、どうやって失踪したのか、目撃者は?、失踪者のプロフィールは? 家族は? といろんな角度で可能性のないものを消しながら、捜していく過程はミステリー的であり、時間と共に見えてくる失踪者の背景から伝わる人の情は、時にヒューマンドラマであり、ファミリードラマでもある。
同時に平行して垣間見せる捜査官たちの私生活は、観る側をひきつけるに十分足りる本編とのバランスのうまさにうならされた。

日本では2006年4月からNHK衛星第2で第2シーズンの放送が決定。地味な作品ながら、日本ファンは着実に増えつつある模様。


NHK衛星第2で始まったこのドラマはスーパーチャンネルでも放送され、ついに2006年4月にはNHK衛星第2での第2シーズン放送が決定した。最初はどんなドラマかもわからず、とりあえずはエリック・クロースの出ているアクションもの、なんて程度で観たいなあ、と思っていた。彼は「荒野の七人」で心優しきアウトロー、ヴィン・タナー役を演じた俳優であり、既に日本でも「ダーク・スカイ」で知られていた人。その上、製作がジェリー・ブラッカイマー! これは観ずにはいられないじゃないですか! と、まあ、彼が観たいという理由でチェックしていたドラマだったが、観始めたら今度はとまらない面白さ!

まず、誰かの失踪事件が起き、FBI捜査官の登場となるのだが、その失踪者をたどっていく過程を丁寧に見せる。各捜査官の私生活もそれぞれにチラッと見せつつ、事件の解決へと導いていく緊張感とスリルは、やはりアメリカドラマならではのもの、と感じてしまう。

目当てはエリックであったが、回を追うごとにエリック扮するお坊ちゃまのマーティンにからんでみたり、一緒に組んで捜査したりしているダニー役のエンリケ・ムルシアーノが気になる存在に‥‥。マイアミ署の刑事だったダニーは年はマーティンより下らしいが、ここでは先輩。関西弁なのが気になるが、漫才のような二人はなかなかいいコンビで緊迫感漂う番組の一粒の清涼剤的存在?!

そして、私がちょっと気になっているのは、「ヤングライダーズ」でキッド役を演じたタイ・ミラー。なんと彼がFBIのテクニカル部門の技術者らしき役で登場していること。出番はすごく少ないのだが、成長した(というよりも年をとった彼。もう、とてもキッドとは呼べない)ミラーの姿がある。第1シーズンでは、彼だとは、わかりにくいシーンが多かったのだが(私も最初は気づかなかった)、今後どうなっていくのか気になるところ。(2006/03/21)

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