Theater 5418では女性の生き方を描く映画や海外ドラマ、興味深い歴史上の女性をジャンルを問わず紹介(不定期) どうぞ、お楽しみください

④略奪者

④略奪者 「明日に向かって撃て!」と「ロング・ライダーズ」

 ワイルド・バンチと言えば、ウィリアム・ホールデンが主演の同名の映画があるが、これはブッチとサンダンスが主役ではないので、ここではやはり「明日に向かって撃て!」(Butch Cassidy and the Sundance Kid)。1969 年のジョージ・ロイ・ヒル監督作品。サンダンスにはロバート・レッドフォード、エッタにはキャサリン・ロスともう誰もがご存知の作品と言える。映画だから、かなり脚色もあってかっこよく描かれているとは思うが、この作品はなかなか良い出来。二人とも合っているし、音楽の使い方や撮影もいい。私は個人的にはこの映画が含まれるニューシネマと呼ばれるジャンルは好きではないのだが、この映画は気に入っているのだ。ブッチとサンダンスの映画は、その後、若かりし頃を描いた作品として1997年に「新・明日に向かって撃て!」(Butch and Sundance: The Early Days 、リチャード・レスター監督)が作られた。ブッチにはトム・ベレンジャー、サンダンスにはウィリアム・カット。二人がそれぞれポールとロバートに似ているからという点がキャスティングされた理由だとも言われたことが懐かしいね。

 ジェームズ兄弟は映画は昔から数々作られているらしい。アメリカではそのくらいメジャーな人達だ。日本でいう忠臣蔵レベルかも。有名な作品がいろいろあるところ、ここでは、「ロング・ライダーズ」(The Long Riders) を選んでみた。1980年のウォルター・ヒル監督作品。ジェームズ兄弟とヤンガー兄弟の話で、ジェームズ(ジェーン・シーモアの夫で監督でもある)、ステイシー・キーチ兄弟が、ジェームズ兄弟役を、デビッド、キース、ロバート・キャラダイン兄弟がヤンガー兄弟役を、デニス、ランディ兄弟がミラー兄弟役を、クリストファー(ジェイミー・リー・カーティスの夫)、ニコラス・ゲスト兄弟が、フォード兄弟役(ニコラスの演じたボブ・フォードがジェシー・ジェームスを殺害する)を演じ、兄弟俳優が兄弟役を演じたのが特徴だ。
 近年では2001年のレス・メイフィールド監督作品で「アメリカン・アウトロー」(American Outlaws )が作られた。ジェシー・ジェイムズ役はコリン・ファレルだ。その少し前の1994年はロバート・ボリス監督の「ワイルド・ガンズ」(Frank and Jesse)が作られている。ジェシーにロブ・ロウ、フランクにはビル・パクストンだ。どちらも未見なので観たいのだが、「ワイルド・ガンズ」は日本でレンタルできるのか不明だ。
 ジェームズ兄弟は、ドラマの「ヤングライダーズ」でも登場しているが、弟のフランクをクリストファー・ペティエットが、兄のフランクをジェイミー・ウォルターズが演じていた。超過激派という印象のフランクが私は気になったのが、他の作品ではどんなキャラクターなのか、ちょっと気になるところだ。

追記:ジェシー・ジェームズについては2007年にブラッド・ピットの主演で「ジェシー・ジェームズの暗殺」が作られた。監督はアンドリュー・ドミニクでジェシーを暗殺したロバート・フォード役にはケイシー・アフレックだ。フランク役をサム・シェパードが演じた。ブラッドとサムは年齢的にちょっと年取りすぎ感はあったが、時代物ということでその辺は目をつむるとして、ジェームズ兄弟の最盛期の活動を描くものではなく、その後を描いている点が目新しかった。また、ロバート役のケイシー・アフレックが素晴らしく印象的。映画自体はちょっと長かった。個人的に注目俳優のジェレミー・レナーの西部劇スタイルが見られるのはチェック。(2015/08/30)

西部劇の一言感想 ウェスタン
歴史TOP

powered by Quick Homepage Maker 4.73
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

Designed by Template Panic , Movies and Music Deals, modified byQHM Temps

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional