Theater 5418では女性の生き方を描く映画や海外ドラマ、興味深い歴史上の女性をジャンルを問わず紹介(不定期) どうぞ、お楽しみください

太陽がいっぱい

太陽がいっぱい」(原題:Plein Soieil)1960年 フランス、イタリア

  • 監督:ルネ・クレマン
  • 原作:パトリシア・ハイスミスの『見知らぬ乗客』
  • 出演:アラン・ドロン(トム・リプレー役)、マリー・ラフォレ(マルジュ・デュヴァル役)、モーリス・ロネ(フィリップ・グリーンリーフ役)
     
    イタリアを放浪する息子をアメリカに連れ戻してくれと頼まれて、その息子フィリップを説得しているトム。金に女にと贅沢三昧の友人を見ているうちに貧しい青年トムが抱いた計画とは…。
     長年観ようと思いつつ、先延ばしにしてきた名作。アラン・ドランがトム役です。この役は実にぴったりで、これによって彼もスターへの道を歩むことになったわけですが、私が彼に対して持っていたイメージとは全く違うトムが、こうもはまり役になっていたとは、正直言ってちょっと意外な驚きでした。屈辱的なフィリップの態度に怒りを感じるトムは彼を殺害して、その恋人とお金を自分のものにしようとするけれど、それは次第に暴かれていく。
     嘘を嘘で塗り固めるかのよな行為の繰り返しは最初はうまくいくように見えるけど、実際は違う。彼の野望が果されることはなかった。このギラギラとしたトムをアラン・ドロンがこうも印象的に演じていると、気になるのはリメイクされた「リプリー」。アラン・ドロンとは似ても似つかないマット・デイモンがこのトムをどう演じたのか、期待と不安が…。フィリップを演じているジュード・ロウがトムを演じれば、と誰もが思ってしまうその逆をついたキャスティングは見ものなのかも。
     トムが何故、こんな犯行を実行するに至ったのか、彼の生い立ちやそのときの状況などの説明はないけれど、ぐいぐい引き込まれてみてしまう力強さ。まさしく、アラン・ドロンが一番光っている映画でした。

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