Theater 5418では女性の生き方を描く映画や海外ドラマ、興味深い歴史上の女性をジャンルを問わず紹介(不定期) どうぞ、お楽しみください

2014年11月 6才のボクが、大人になるまで

2014年11月

6才のボクが、大人になるまで(原題 BOYHOOD) 2014年 アメリカ作品 公開2014年11月14日

 今月はテレビでも宣伝中の「美女と野獣」が公開して、このサイトの趣旨から言うとこの作品を選ぶべきかなあと思いつつも、結構面白かった(我が家では大ウケ)「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」の公開もあるし(メルやハリソンも出てるし)……で悩んだのだが、やはり今月のイチオシは「6才のボクが、大人になるまで」じゃないかと思う。勝手に私はそう思っている。
 主人公のメイソンの父親役がイーサン・ホークというのもあるけど、6才の少年が大人になるまでの12年を同じキャスト、スタッフで追いかけた作品という点が実に興味深い。ドラマでは長寿番組で子供が大人に成長するまでの様子を、そのドラマの中で見られるケースはままある。主人公はその子供の親であり、子供の成長が見られるものの、親自身の苦悩や選択や喜びを描くものだ。だが、映画ではその形態上、無理であるがゆえにこうした作品はなかったんじゃないかと思う。それを敢えて挑戦し、そして作品として完成させて公開すること自体がすごいし、また評判では作品の出来も素晴らしいというのだから、観たくなる。
 メイソンはオーディションで選ばれた少年が演じたという。メイソンの成長=演じたエラー・コルトレーンの成長でもあったことだろう。もしかして、このままエラーを追い続けるドキュメンタリーが出来てもいいんじゃないかと私は思ってしまう。前述のドラマのように一人のキャラクターを演じながら大人になる子役もいるが(言ってみれば、「ハリー・ポッター」シリーズもこうしたドラマと近いと思う)、この作品の場合は、毎日ずっと演じ続けるというよりは、『日常のひとこまを切り取り、その描写を12年分積み重ねる』と公式サイトにも書かれているが、まるで家族のアルバムを見ているような感じなんだろうと考えると、ドラマとは少しケースは違うと思う。とすると、エラーはやはり他の子役とは違う成長をしているんだろうな、と……。
 母親を演じるのは、「ミディアム霊能者アリソン・デュボア」のパトリシア・アークエット。アリソンを演じながら、メイソンの母親オリヴィアを演じていたことになる。今ではすっかりアリソンのイメージだが、ステップアップのために大学に入り直し、教師になるオリヴィア役、どう違う女性を見せてくれるのだろう? そこも気になる。同じ経験ではなくても、きっと「ある、ある」とうなずく場面がきっとありそうな、そんな映画だ。

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