2026年寿 初春大歌舞伎
『當午歳歌舞伎賑』・『蜘蛛絲梓弦』・『実盛物語』
2026年が明けてすでに1ヶ月が過ぎていますが、1月に行った「壽 初春大歌舞伎」を今頃のご紹介。
前回秋の歌舞伎に引き続き、華道とのコラボレーションということで、当サイト管理人が長年お稽古をしている広山流のお家元も参加いたしました。秋には演目にちなんだお花、演目からイメージされるお花の展示でしたが、今回はお正月花の展示となります。前回同様に開演前にいらしている他のお客様が写真に多数写ってしまっているので、ここでの写真投稿は控えさせていただきますが、お正月らしい、そして広山流らしい印象のいけばなにまたあらためて「いいなあ」と感じ入った次第です。
さて、お芝居の方ですが、「壽 初春大歌舞伎」では昼の部、夜の部で別の演目となっていました。
私が観たのは昼の部の『當午歳歌舞伎賑』(あたるうまどしかぶきのにぎわい)、『蜘蛛絲梓弦』(くもすのいとあずさのゆみはり)、『実盛物語』(さのもりものがたり)です。今回はどの演目でも知っている(時代劇やCMでおそらく歌舞伎と関係なく多くの人たちがご存知の)、そして私の好きな俳優さん揃いでワクワクしていました。
ほぼ歌舞伎初心者とも言える私が今回とても楽しかったのは、やはりエンターテイメント要素の溢れる舞台ならではの迫力でもある『蜘蛛絲梓弦』。尾上右近演じる8変化が見事! この一言につきます。内容は知らずに見た演目ですが、この作品が見せる歌舞伎の楽しさは歌舞伎をよく知らない人にもワクワクさせる、「あっ!」と驚かせるものがありました。『実盛物語』も前回同様、人情、忠義、親子の話で考えさせるものがあります。歌舞伎は狂言や能同様に現代ではなかなか近寄り難い印象の伝統芸ではありますが、本来は庶民の娯楽であったもの。そう思うともっともっと日常に近いものであってもいいのかもしれませんね。まだまだ歌舞伎初心者の私の説明よりもお芝居の内容や記事を下記のリンクで是非参考になさってください。
すでに注目俳優となっている尾上右近さんですが、今後ますます私も注目していきたい俳優の一人となりました。(20260212)



