DARK BLUE/潜入捜査

DARK BLUE 2009~2010年 アメリカ

このドラマについて
何と言っても観たかったのは、ディラン・マクダーモット主演ということと、製作がジェリー・ブラッカイマーだったから。「CSI」シリーズ、「FBI失踪者を追え!」、「コールドケース」とどの番組も重いテーマの作品ばかりとは言え、現実の社会の暗部を考えさえ、時にじんわり感動させ、登場人物のキャラクターに共感あるいは反発しつつ、そして出演者達の演技の素晴らしさにため息するばかり。ドラマとしての完成度はどの作品も一級品と言えると思う。彼の製作した映画の面白さとは違う、連続ドラマならではの醍醐味、その一言に尽きるだろう。
ブラッカイマー作品の特徴とも言える個性的なメンバーも魅力のひとつ。ディーンとジェイミーがいい感じになるのも気になるし、タイの苦悩もどう展開するのか気になる。カーターの過去との決別も…。第2シーズンから登場するFBIの野心家の女性捜査官アレックスの立場も微妙で、何か裏があるのかと気になりつつ、カーターとの関係の発展も観る側にはやきもきさせる流れで、私は結構楽しめたのだが、第2シーズンで終わりとは、残念!

輸入版が購入できるようです。残念!
英語だけですので、わかる方は是非!


今回の「DARK BLUE/潜入捜査」も、そのタイトルで想像がつく通り、やはり明るい刑事物ではない。潜入捜査だし、常に死と隣り合わせの重苦しい刑事物。とにかく重い。全体のトーンも会話も表情も明るく笑える要素はないと言っていいくらい。テーマがテーマだけにコメディ要素はないのが当然とも言えるけど、これは好き嫌いがはっきりしそうな作品。こういう番組は嫌いな人もいるだろうし、敢えて落ち込みそうなドラマを観ることもないかもしれない。

でも、私にとってはディランが観られればそれでいい、って感じでもあり……。とは言え、なかなか面白かった。こうした番組は面白いわけもないけど、危険な潜入捜査のスリルや、いつも間に合うのかギリギリのタイミングはこうしたドラマならではで味わえるドキドキ感。実際にあったら怖すぎるもんね。

そして、潜入する捜査員の変装。場合に応じての変装はスパイものでもそうだけど視聴者にとってもワクワクする場面だと思う。まあ、この番組では警察が正当に出来ない捜査や入り込めない悪の組織に潜入するので、変装は悪そうな感じ、いかにもチンピラとかヤクザっぽいものが多い点はあるのだが。

そして、ブラッカイマーのドラマ作品をあれこれ観てきた人は察しがつくだろうが、登場人物それぞれがおのおのの悩み、苦しみ、他人に話したくない過去みたいものを抱えている。いや、もちろん、誰だって嫌な過去や忘れたい思い出はあるだろうけど、登場人物全員がそれがトラウマになっちゃってる感じ。そう書くと出てくる人みんなが暗い性格の人なのかなあ、と思うが、やっぱりそうかな? それでも、彼らのプライベートをいろいろ想像してみるのも楽しいかも。

ディラン目当てで観た私には、やはりカーターがお気に入りキャラだが、タイもディーンもそれぞれ興味はそそる。特にディーンは平凡な家庭に育った真面目な青年だったという話が出てくるところから、ティーン時代から現在までの変貌の経緯を観てみたいなあ、なんて気持ちにも……。

この作品、私は結構面白いと思ったのだが、どうやら第2シーズンで終了。ラストは丸く収まる雰囲気で終わったので、それはそれでおしまい、でもありかもしれないが、ディランのファンとしてはやっぱり続きが観たいのであった。(2014/06/19)


出演者とキャストについて
ディラン・マクダーモット(カーター・ショウ役)
 主人公のカーターは、どうやら数年前に自分と親友と妻との間でトラブルがあり、離婚している。詳細は不明だが、別れた妻とのふんぎりがついていないようである。そして、いきさつは分からないが、警察内の潜入捜査専門の極秘チームのリーダーとなった。
ディランについては、Starlight Cafeへ。また、出演作品で「ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル」、「ホーム・フォー・ザ・ホリディ」を紹介。

オマリ・ハードウィック(タイ・カーティス役)
メンバーのタイは捜査官として有能だが、妻を愛するあまり潜入捜査の時はいつも不安がつきまとう。彼女と離れているのが非常につらいらしい。けれど、この危険な仕事が自分に合っているとも思っているようだ。仕事と家庭に挟まれて苦悩する男。
演じるオマリーは、映画にテレビに舞台にと活躍中。

ローガン・マーシャル=グリーン(ディーン・ベンディス役)
若いディーンは、凶悪犯組織へのかなり本格的な潜入捜査により、麻薬中毒にも陥り、警官と犯罪者の境界線にいるような状態。周囲も自分自身でさえもどっちなのかわからないくらい危ういところにいて、カーターも心配している。
演じているローガンは、「LAW & ORDER」や「The OC」、「24 Twenty Four シーズン4」などドラマに出演していたよう。映画は「プロメテウス」など。

ニッキー・エイコックス(ジェイミー・アレン役)
 カーターがスカウトした紅一点のジェイミーは、過去の自分の犯罪を隠して警官になった経歴を持つ。嘘が上手く完全に周囲をだましているとも言えるが、やはり過去の詳細は不明。弁護士の彼氏との仲はつかずはなれず。しかし、結果的には別れることに。
演じているニッキーもいろいろなドラマにゲスト出演していたようだが、「スーパーナチュラル」のメグ役、「コールドケース」の主人公リリーの妹クリスティーナ役の人と言えば、わかりやすい? 私もああ、あの人か、と思いました。

トリシア・ヘルファー(アレックス・ライス役)
FBI捜査官で潜入捜査をしていて、このチームと出会う。
トリシアはカナダ出身。「バトルスター・ギャラクティカ」で人気が出た人らしい。私は未見なのでわからないが、セクシーな役所が男性に受けたとのこと。私の印象は濃い顔の人だなあと思うが、悪女役もよさそう。ちょっとレネ・ルッソに似てるかな?

追記:今回、出演者とキャストについてを少し追加。(2019/07/29)

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