ティム・ロス

Tim Roth

英国出身。彼を日本で知らしめた作品は、何と言ってもクエンティン・タランティーノ監督の「レザボアドッグス」だと思う。私もその一人。彼のミスター・オレンジは本当にかっこよかった。この作品自体は強盗のバイオレンスものなので、好き嫌いは出るだろうし、こうした作品を観ない人もいるだろうけど、個性的な俳優と言えるティムも、恋愛ものやミュージカルや歴史ものにも出演している。

「フォー・ルームス 」でのホテルマン役や「世界中がアイ・ラヴ・ユー」では歌も披露しているし、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた「ロブ・ロイ/ロマンに生きた男 」ではコスチューム姿も見ることが出来る(英国アカデミー賞では助演男優賞を受賞)。このコスチューム姿はかっこいいとは言い難いけど。

ごく普通の男の役が少ない俳優の一人かも知れないが、現在日本でもテレビ東京で放送中(FOXジャパンでは既に第2シーズンが放送中)の「ライ・トゥ・ミー 嘘の瞬間」では、研究所の博士であり、娘を持つ父親の役。普通の男の役と言えるかもしれない。そうは言ってもかなり変わった人物であることも間違いないのだが、でも、激情にまかせるような男でも暴力的でも冷酷な男でもないし、異常者でもない。

冷静で遠慮がない反面、娘を心配するあまり、彼女に行動にやきもきしたり、夫が浮気しているフォスター医師をそっと見守っていたり……。まだまだ今後の作品が大いに期待出来る俳優の一人。(2011/12/27)

追記:彼はデビュー初期のころから好きな俳優の一人である。とはいえ、本当に最初の初期作品で未見のものがいくつかあって、現在では観ることができるのかもわからないが、今回のチェック作品にも挙げておきたい作品だ。個人的な希望を言うと是非、テレビ東京で放送してもらいたいのだ。そんな作品の類だと思う。
目がぎょろっとした誰が見ても「ハンサム!」と思うような俳優ではないにしろ、彼は役によってずいぶん違って見える。アラン・カミング同様に比較的、普通じゃない男の役が彼の本領発揮と思えたりもするのだが、私自身は1993年の「恋愛の法則」や「ライ・トゥ・ミー 嘘の瞬間」なんかも好きな作品だ。また、私は近年、観られていないのだが、コンスタントに作品に出演しているのはファンとしては嬉しい。(2020/06/13)


当サイトでの紹介作品:「ライ・トゥ・ミー 嘘の瞬間」と2014年の公開時チェック映画で紹介した「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」。こちら
管理人のチェック作品:「ワルシャワの悲劇/神父暗殺」(1988年)、「コックと泥棒、その妻と愛人」(1989年)、「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」、「ゴッホ」(1990年)

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