赤毛のアン 完全版

Anne of Green Gables (1986年)米、西独、加
監督:ケビン・サリバン

出演:ミーガン・フォローズ(アン役)、リチャード・ファンズワース(マシュー役)、コリーン・デュハースト(マリラ役)、パトリシア・ハミルトン(レイチェル役)、ジョナサン・クロンビー(ギルバート役)
原作:ルーシー・モード・モンゴメリー


1998年の年末にもNHK教育で放送されました。有名なモンゴメリー原作の本のTVムービー。日本ではロードショー公開されました。私は原作はそれほど好きでもなかったのですが、日本公開当時、劇場で観て、そして今回は久しぶりに完全版を観てみました。

海外の文学作品の映画化(またはドラマ化)を観ると、実際に見たことがない文字だけで頭にインプットされた背景や状況が、映像としてくっきりと観ることが出来るせいか、いつも「素晴らしい」と思ってしまいがち。この作品も同じで何度観ても本当にプリンス・エドワード島の自然の風景が美しい! この島を巡るツアーなどが流行しましたが、私も一度は訪れてみたい土地です。

そして、夢見がちな少女アンの成長物語は、私がこの本を読んだ子供の時に思った「少し変わり者の不幸な少女が、最後は幸せになりました」というただのシンデレラ物語などではなく、自分を信じ、前向きな考え方で生きていくことの大切さを教えてくれるものでした。
こうした作品の常として私が感じるのは、原作を読んだときには気がつかなかったことが見えてくる時があるということです。同時に改めて原作を再読してみようという気持ちになりました。

ところで、『赤毛のアン』の姉妹編のような『ストーリー・ガール』という原作が、カナダのTV番組で『アボンリーへの道』と題されてドラマ化されています。二作の共通の役柄を同じ女優が演じているのですが、今回の発見は『アボンリーへの道』で主人公セーラの叔母オリビア役のマグ・ラフマンが、『赤毛のアン』では雑貨屋の店員役で登場しているということ。こんな発見はちょっとワクワクしますね。

原作者のルーシー・モード・モンゴメリーについては、星樹館で紹介していますが、相互リンク中の緑さんのHP「Midori’s Room」で詳しく紹介されています。作品の映画化のデータもありますので、是非、訪問してくださいね。

追記:今回の引っ越しで、これまで映画コーナーに掲載していたこの作品を海外ドラマコーナーへの変更しました。日本では劇場公開された作品ですが、テレビムービーとして製作された作品とのことなので、ドラマの単発・ミニシリーズコーナーへと移した次第です。
また、原作本の「赤毛のアン」ですが、これまでたくさんの訳本が出版されています。今回のアマゾンアソシエイトでは私が子供のころに読んだ村岡花子訳(新潮社)を選びました。

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