ドクター・クイン 大西部の女医物語①

Dr.Qinne,Medicine woman 1993年~1998年 アメリカ

このドラマについて
 この番組の魅力は、何と言っても、お嬢様であるミケーラが男の職業である医師となり、更には独り者の女は商売女と未亡人しかいないとされる未開の大西部で自分の人生を切り開いていくというストーリー展開です。自分を押し通す頑固さとお節介とも言える時さえある医師という仕事への情熱は、欠点として出てしまう場合もあって町民達とのトラブルになることもあるけれど、自分の信念を曲げない強さには励まされるとともに私達自身への頑張りにも繋がっていきます。
 そして、サリーとの関係。二人が結婚するまでは、どうなることかとドキドキしたものですが、男女の関係とは別に独立した人間同士としての関係が、見る側には非常に引きつけるものがあると思います。女性にとっては、とても理想的な関係じゃないでしょうか? こうしたパートナーを見つけることが、結婚に対する夢。なーんてことを言ってると「高望み」なんてふうに言われてしまうのでしょうけど。


とにかく私のお気に入りのドラマ。映画でお馴染みのジェーン・シーモアが西部開拓時代の女医に扮して活躍するドラマですが、女性の生き方を描いた作品でもあり、充実度満点。サリーも魅力的だし、子供たちの成長も楽しみです。また、メインの出演者以外の町の人たちを演じる俳優もドラマや映画などに出演しているので、見た顔が揃っています。このドラマも第6シーズンまで来て、いろんな展開がありました。人間関係もそのひとつです。多くのカップルがくっつき、離れ、見る側をやきもきさせました。

ファンには待望の第6シーズンは2000年6月から始まりました。深夜枠になって2話ずつの放送。良いのか悪いのか、どっちもどっちと言えばそうですが、放送を開始してくれたことに感謝しているのがファンの本音ですよね! 尤も放送時間の変更があるときは、もっと早く知らせて欲しいと感じている人は多いと思いますけどね。深夜枠になると、このチェックが、なかなかしずらいですものね。

さて、このドラマは私がまだ独身の時に放送が始まりました。ミケーラが敬愛する父を亡くし、ボストンの大都会からコロラドスプリングスの大西部へとやって来たのは35歳になる前のことで、しかも独身女性でした。今でこそ30代で独身というのは珍しくいけれど、当時はアメリカでさえ疑いの目を向けられるのが現実だったでしょう。この放送が始まった時、私も言ってみれば行き遅れと言われる歳になりつつあって、周囲の(うるさい)目にさらされつつ、「高望み」と耳にたこができるほど多くの人に言われつつ、「そんなこと気にしてないもん」と平然を装っていました。というよりも、どこか焦りはなくなっていたというのが本当のところでしょうか。変な話、ミケーラはそんな私をより元気づけ、励ましてくれる結果となったのです。

サリーは、一風変わっていますが、実に魅力的な男性です。自然を愛するがゆえに都会やお洒落とは縁がありませんが、彼の芯の通った考えや信念、物事を判断するときの公平さや的確さは、他のどんな理想的な条件よりも大切で重要なこと。少なくとも私にとってはですが……。そんな彼に影響された子供達も多分当時としては、ある意味かなり進歩的人間に成長していきます。サリーのような人と巡り会い、ブライアンのような子供がいたら、と思うのは私だけではないと思うし、それは理想でもあるかも知れませんね。

『ドクター・クイン』は、かつて『大草原の小さな家』を見てインガルス一家に憧れた私に、見るたびに原点を教えてくれるドラマです。自分にとって「ドクター・クイン 大西部の女医物語」は大切なものを見失わないように努力することを思い出させてくれるドラマです。そして、サリーのように理想の男性を見つけるには、まず自分が成長しなければならないこと、自分自身を信じる強さを持つことをミケーラは示してくれているように思います。このドラマが多くの人に愛され、指示されている理由はそこにあるのではないでしょうか。時代こそ違っても、変わらぬものを人は持ち続けているものだと思います。(2000/06/28)

ドクター・クイン 大西部の女医物語②出演者とキャストについて

大西部へちょっと寄り道

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