キーファー・サザーランド

Kiefer Sutherland

言わずと知れた性格俳優と言われるドナルド・サザーランド(顔も声もそっくり。年をとってきてますます、パパに似てきた)の息子。母親も女優のシャーリー・ダグラス。俳優であり、監督でもあり、「24 TWENTY FOUR」では製作総指揮も兼ねていた。プライベートではいろいろ問題も多い人らしいが、個性派俳優として活躍しているのはファンのひとりとしては、やはり嬉しい。

映画デビューはドナルド出演の「ニール・サイモンのキャッシュマン」。注目されたのは「スタンド・バイ・ミー」。主人公たち少年をいじめるこの不良のエース役は印象的だったが、私の中では「世にも不思議なアメージング・ストーリー」の中の1エピソード「最後のミッション」でのキーファーが注目した最初。その頃はかなり彼がお気に入り俳優であれこれ観たのだが、やはり彼の代表作は、「24」のジャック役と言っていいかも。でも、私のお気に入りキャラクターは「ヤングガン」のドクと「三銃士」のアトス! どっちの作品も時代物だという点では「24」のジャックとは程遠いが、現代ものでは「フラッシュバック」がお気に入り。「乱気流~グランドコントロール」(こちらも役名はジャック)もなかなかよかった。

「24 TWENTY FOUR」のジャック役はアメリカを守るために、自分も家族も犠牲にして闘う正義の男だったが、前出の「スタンド・バイ・ミー」では不良だったように、キレ役や悪党、残酷な男と様々な役をこなすキーファーは出演作の多い俳優でもある。が、日本では未公開作品が多く、レンタルビデオショップが大盛況だった時代には未公開ビデオとして出されたビデオでの鑑賞も可能だったのだが、ビデオよりインターネットやCS放送時代となった近年はどうなんだろう?(私もレンタルショップから足が遠のいている) 日本では公開されなかった作品の中にも掘り出し物があったりするものなのだ。

2月17日には日本でも最新作であるラース・フォン・トリアー監督の「メランコリア」が公開。ここではシャルロット・ゲンズブールの夫の役で主人公(キルスティン・ダンスト)の義兄。「24」のジャックとは全く違った役所のようだ。それはそれで楽しみでもあるが、やはり
「24」の映画版が気になるところ。早く観たい!(2012/01/20)

追記:日本でも放送された「サバイバー:宿命の大統領」に、ハマっているところですが、近年は彼の映画を観ていないので、あれこれチェック。
やはり、前述の「メランコリア」が気になりつつも、「コンフェッション 復讐の暗殺者」(2011年。TVドラマ? AXNで放送されたよう。見逃していました。「ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル」のマイケル・バダルコ、「天才少年ドギー・ハウザー」のマックス・カセラ共演)、「ミッシング・ポイント」(2012年)、パパ(ドナルド・サザーランド)と親子共演した「ワイルドガン」(2015年)などなど、結構観たい作品がありました。昔の作品も未見のもが結構あるので、探して観てみたいものです。(2021/05/03)


映画代表作品:「プロミスト・ランド/青春の絆」(1987年)、「1969」(1988年)、「フラットライナーズ」(1990年)、「三銃士」(1993年)、「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」(2006年)
ドラマでは、「24 TWENTY FOUR」シリーズ(2001~2010年)、「TOUCH/タッチ」「2012~2013年)、「サバイバー:宿命の大統領」(2016年~)
当サイトでの紹介作品
:「レイジング・ブレット 復讐の銃弾」(1996年)、「24 TWENTY FOUR」シリーズ(2001~2010年)

               

 

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