2018年9月公開のチェック映画

プーと大人になった僕 (CHRISTOPHER ROBIN)
2018年米国作品 日本公開2018年9月14日

プーと大人になった僕 (ディズニーアニメ小説版)まだまだ残暑が続く9月ですが、今年の夏は本当に暑かったですね。わたくしごとではありますが、7月末には実は職場のエアコンが壊れてひどい目。こんなに暑いのに、冬は今度は厳冬、なんて年が近年続いているので、日本独特の四季はどこへいったやら、とちょっと悲しくあり……。

さて、今月注目しているのは、ダコタ・ファニング主演の「500ページの夢の束」ですが、どうしても見たい作品に「プーと大人になった僕」があり、これを今月のチェック映画に選んでしまいました。
「くまのプーさん」に登場する動物たちはぬいぐるみを使っての実写版。実写ってできるの? と「ピーター・ラビット」の時も思ったけれど、予告やTVでの宣伝を見ると違和感ないのは驚き。

クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))「ピーター~」の時にも俳優達が撮影の苦労話をインタビューで答えていたのを見ましたが、今回もリハーサルではぬいぐるみを使ったけど、本番は相手なしで演じていたというから、俳優の力量も映像技術のすばらしさも、そして周囲の他のスタッフ達の苦労もすべてが合わさっての賜物!と感じますね!

ピーター・ラビット同様、くまのプーさんも英国だけでなく世界中でおなじみのキャラクターであり、それぞれに思い出のあるぬいぐるみであり、本であり、アニメでもあることでしょう。あのちっちゃかったクリストファー・ロビンの成長した姿を演じるのは、ユアン・マクレガー。私の中では彼が演じるというだけでも既に今月イチオシ映画になっちゃってます。

ロンドンに来る前の少年時代がすっかり遠い昔の思い出になってしまっているクリストファーは、激務に追われただただ忙しいだけの大人に。素敵な家族とも微妙なすれ違いで幸せな家庭とは言い難い状況になっているという設定のようです。そんなときに再会したプーさんや仲間達と過ごして、クリストファーが気づいたものとは、といった展開のようで劇中のくまのプーさんの名言がすごい、との前評判。暑い夏を過ごしてバテ気味の体も心も、くまのプーさんでほっこりなれるかも?!

ちなみに、「SHERLOCK シャーロック」でホームズの兄マイクロフトを演じたマーク・ゲイティスが出ていますね。多分、クリストファーの上司役かな? 彼もチェック!です。(2018/09/08)