2016年10月公開のチェック映画

ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(GENIUS) 2015年英作品
日本公開2016年10月07日

今月は久しぶりに観たい映画の公開がたくさんあって、昔なら毎週劇場に足を運んでいたところ。映画の日の1日公開は、「世界一キライなあなたに」。ヒロインに「ゲーム・オブ・スローンズ」のエミリア・クラークと話題になっているラブストーリー。ベストセラー小説の映画化で自分で死期を決めた四肢麻痺の大金持ちの男性とその介護人に雇われた女性の話。実は特に好きな俳優達が出ているとか、ストーリーに惹かれたと言うわけではないのだが、ヒロインの衣装が素敵だなあと‥‥。あくまで女目線での「観たい」。

7日はずっと見続けているボーンシリーズの最新作「ジェイソン・ボーン」。もうあれで終わりかなあと思っていたジェイソンが再び戻ってきた、って、それだけでもワクワク。マット・デイモン×アクションなんて、最初は似合わないと思ったけど、今ではこの役はマット以外は考えられないって感じなのは、多くの人が抱く感想ではないだろうか。

22日には「奇蹟がくれた数式」と「ジェーン」。「奇蹟がくれた数式」は数学の天才、インドのラマヌジャンと英国人数学者との友情を描いた実話の映画化とのことで、内容は地味目だが、第一次大戦下で信念を貫く青年と手をさしのべた数学者の姿は数学が苦手で理解できない私でも興味を惹かれる。

「ジェーン」はナタリー・ポートマン主演の西部劇。瀕死の重傷を負った夫と幼い娘をを守るために立ち上がる西部の女性ジェーン、その強さを感じさせる役はナタリーにぴったりという感じ。また敵役にはユアン・マクレガー! ユアンの悪役なんて私には想像できないけど(「スター・ウォーズ」では助け合っていた2人が敵同士とは!)、ちょっと観てみたい。

そして月末29日に公開は「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」。まだ続きがあったのかー?、と思いつつ、コリン・ファースとパトリック・デンプシーの共演なら、やっぱり観たい。でも、実は前作の2作品ともまだ観ていない私としては、ここはコリンの出演作とは言え、7日に公開の「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」を今月イチオシの観たい作品としてチェック。

共演はこれまたイケメンのジュード・ロウ。女優陣はニコール・キッドマン、ローラ・リニー。コリンは主演の名編集者と言われたパーキンズを演じ、ジュードは作家ウルフ役。パーキンズは彼を見いだし、育てた敏腕編集者ということだ。ピュリッツァー賞作家A・スコット・バーグの評伝本の映画化。フィッツジェラルド役にガイ・ピアースが出演しているが、私の中ではイメージと合ってない。でも、彼のことだから、案外スコット役を良い感じに演じてるかなあ、なんて期待も。この作品も「奇蹟がくれた数式」同様に地味そうな作品なのだが(東京でも3館しか公開がない)、観たい、観たい。久しぶりに劇場でコリンとジュードにお目にかかりたい、とムズムズしているのであった(2016/10/08)