ケロロ軍曹①

原作:吉崎観音 月刊「少年エース」連載(角川書店)  放送:テレビ東京
上記の連載漫画のアニメ化のようである。私は原作は読んだことはない。アニメを見るようになって、子供が小さい頃は劇場版も観に行った(当サイトにその感想は掲載していないが)。ケロン人以外のキャラクターもご存じキャラを想像させるあたりは、子供受け狙いだけの作品ではないようだ。主題歌やエンディングもヒットした。オープニングの「ケロッ!とマーチ」は、歌詞が誰もが「ある、ある」と感じる内容で、また元気の出る楽曲。グッズもいろいろと発売されているようで、ケロリン桶とのコラボのケロロ軍曹桶、そして、ギロロのギロリン桶が発売中。これはちょっと欲しいかも。(2019/11/20)

「ケロロ軍曹」とは?

主人公のケロロ軍曹は、ケロン星から地球(彼らはペコポンと呼んでいるが)侵略にやってきた宇宙人兵士である。選び抜かれた精鋭部隊の指揮を執っている。とは言っても、外見はどうみてもカエル。ネコ型ロボットのドラえもんじゃないけど、カエル型宇宙人って感じか? ケロロ小隊は選りすぐりの優秀な戦士5人で組織され、地球侵略のために送り込まれた。だが、地球到着時に何かのトラブルで5人は、ばらばらになってしまい、軍曹は東京のとある町の日向家に居候することになる。

日向家は母子家庭で(父親不在の理由は不明)母親の秋が漫画雑誌の編集長としてバリバリ働き、家事は長女の夏美が担当だが、夏美はケロロをペットのカエルとしか見ていない。「ボケガエル」と連発して家事手伝いまでさせている。その軍曹を理解するのは(友達だというのは)夏実の弟で日向家の長男冬樹だけだ。

ケロロ軍曹は、はぐれてしまった他の仲間4人(匹、というべきか?)を見つけて5人揃えば想像を絶するパワーを出すことが出来る、と言う。番組開始当初はこのメンバー一人ひとりが順次各エピソードで登場したようである(私はまだ全部を観ていないので不明だ)。

ケロロ軍曹の別の魅力

この番組を観て最初に思ったのは、「これって、ルパン三世のパロディ?」ってこと。ケロロはルパンほどクールな面はないが、ちょっと似ている。親友のギロロは次元大介で、剣の達人ドロロは石川五右衛門、お茶目なタママは銭形警部といったあたりか。不二子には、お色気では負けているけどアンゴル・モアが当てはまりそうな感じ。そのほかの登場人物もご存じのキャラクターをもじっているとわかるので、子供だけじゃなく、親も別の意味で楽しめる番組というわけだ。

しかも、毎度のエピソードも時として、「これって、あの番組をパロってる?」と一部の年代にとっては妙に懐かしい気持ちになる仕上がりになっている。自分の子供時代を思い起こさせる不思議なストーリーと小道具使いなのだ。

子供時代というと、日本の年中行事を紹介させるような展開の時もある。現代は残念ながら、古来からの日本の伝統行事が薄れつつあると私は思う。私の子供時代にはまだ残っていた家庭での日々のささやかな暮らしや四季折々の行事、それが盛り込まれてアニメを楽しみつつ知ることが出来る、すこーしだけ教育的配慮がされているのかなあ(ただのお笑いアニメというだけじゃなく)、などと感じるエピソードも多々あったりする。(2008/07/01)

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