2017年9月公開のチェック映画

プラネタリウム(PLANETARIUM) 2016年 フランス/ベルギー作品
日本公開2017年9月23日

今月公開作品での私の注目は、男性主役の作品ばかり。1日公開のジャッキー・チェン主役の「スキップ・トレース」、9日公開の第二次大戦中の兵士の救出劇ものの「ダンケルク」、独身貴族の男性に突如降ってきた『この子は、あなたの子供よ』トラブルを描く「あしたは最高のはじまり」、11日公開の9・11の悲劇に見舞われた人々を描く「ナインイレヴン 運命を分けた日」、22日公開の犯罪アクション映画「スクランブル」などなど。

「スキップ・トレース」はジャッキー作品が面白いのはわかっているし、やはりあのジャッキーだから観たいなあと思うし、「ダンケルク」は実話ベースの救出劇であり、何と言ってもケネス・ブラナーが共演という魅力!(またまたミーハー路線全開ですが、既に今日の時点ではもう観たのでトップページではあえて取り上げません。感想は後日あらためて)、「あしたは最高のはじまり」はストーリー自体は目新しさはないようだけど、気ままに生きてきた男が『家族』というものに向き合い成長する家族の話とくると、やはり気になる。「ナインイレヴン 運命を分けた日」は、これもまた実話ベースの映画。年月は経っても消えない傷のひとつと言えるあのテロの悲劇に直面した人々の取った行動とは? 主役は久しぶりな感じのするチャーリー・シーン。しばらくお騒がせが続いていただけに劇場でご対面したいなあ、という気持ち。「スクランブル」は、クリント・イーストウッドの息子(やはり似てる!)が演じる車泥棒の犯罪もの。これは車好きにもたまらない映画のようだけど、私は純粋に面白そう、という点が観たい理由。

と、どれも本当に気になるのだが、今月はあえて23日公開の「プラネタリウム」。ナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップ共演で話題となっている作品。1930年代に大人気となった降霊術を行うスピリチュアリスト姉妹がパリで映画プロデューサーと知り合い映画制作に関わっていくことでそれぞれの人生が変わるというストーリー。

ポートマンとデップが姉妹役というのはちょっと年が離れすぎている感もしなくはないけど、それはそれとして、二人の「姉妹」という関係の変化と疑惑の降霊術の真偽が見どころのひとつののよう。

「姉妹」とは不思議な関係だと私は思う。一番近くて遠い、分かり合えているようで全く違うその側面が二人の「主従」、「女同士」、といった様々な場面で出てくるのではないかと想像します。そして、同時進行で迫っていくのであろう死者と交信するという降霊術が本物か詐欺なのか、という真実、また一人の男を巡っての恋の展開はどうなるのか、と気になる点はいくつもあり……。

演技者の注目はやはりリリー=ローズ・デップ。ジョニー・デップとバネッサ・パラディの娘。サラブレッドして当然の注目は集めるであろうそのプレッシャーをいい方に発揮できていることを期待し、是非今月観たい作品のひとつに取り上げました。「レオン」での少女の頃のポートマンを思い出すと、彼女が10代なら妹役をやってたかも、と思えてくる作品でもありますが(正直、それも観たい気がする)、さてどんな姉妹となっていることか。
ちなみに監督もレベッカ・スロトヴスキというフランスの女性監督。私は彼女の作品は未見。今回が長編3作目ならば、今後注目監督になるのか、そこも気になるところ。(2017/09/13)

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