トーマス・クラウン・アフェアー

The Thomas Crown Affair 1999年 アメリカ作品
監督:ジョン・マクティアナン
出演:ピアース・ブロスナン(トーマス・クラウン役)、レネ・ルッソ(キャサリン・バニング役)、デニス・レアリー(マイケル・マッキャン役)、ベン・ギャザラ(アンドリュー役)、フェイ・ダナウェイ(精神分析医役)、エスター・カニャ-ダス(アンナ役)


この映画は巷ではあまり評判がよくなかったよう。公開前はずいぶん騒がれたけど、それはスティーブ・マックイーンの「華麗なる賭け」のリメイクということもあっての話題だったのでしょうか? 実は私は「華麗なる賭け」は観ていないので比べようもないのですが、なかなか良くできていたと思ったのは、私自身が主演のピアース・ブロスナンのファンであるが故でしょうか?

アクション映画を得意とするマクティアナン監督は私の好きな監督の一人です。彼にしては少し傾向の違う作品で、そんな意味でも楽しめると思うのですが、とにもかくにも、ピアースのかっこよさ、スマートさが際だっていたように思います。もうそれだけでいい! っていいたくなる映画。いやいや、そんなことを言ったら、監督始めスタッフの人々や他の出演者の俳優達に悪いけど、でもホント。もうメチャメチャかっこいい。絵画を盗む方法もシーンごとの彼の表情も何気ないしぐさも。そして、お決まりのような住んでいるお屋敷や出かける別荘も総てが一流。それにふさわしい男。あー、こんな男がこの世に存在するとは!

実際、これは映画の中の役の一つであって、これはピアースの演技とわかっていてもやっぱりこのかっこよさに酔いしれてしまう。だって、トーマス役は映画の中のことでもそれを演じてお笑いになっていないピアースは実在する男なんだもの。やっぱり感嘆してしまうのも当然でしょう? もうすっかりピアースのことだけになってしまい映画のことはそっちのけでした。

さて、共演のレネ・ルッソ。彼女は「リーサル・ウェポン」(シリーズ3と4)での演技が印象深いのですが、今回は赤毛のちょっとケバイ米国人女性役が以外にも似合ってました。気の強い女性役が多い彼女。大作りで(体も顔の作りも)繊細なイメージはないのですが、トーマスのことを仕事の標的として見ることが出来なくなってきて悩むあたりは、これまでの役柄とは少し違って共感できるところもありました。

最後に気になったのは、トーマス・クラウン氏の執事が日本人(日系人?)だったこと。こうした映画には、今までなかったような気がしたのでずいぶん変わってきたなーと気になったのでした。それにしも、ピアースがかっこいい映画でした。こんな彼なら絵画泥棒でも仕事を捨ててついて行っちゃうよお、マジで。(2000/11/06)

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