2014年12月公開のチェック映画

天国は、ほんとうにある(HEAVEN IS FOR REAL) 2014年アメリカ作品
日本公開2014年12月13日

12月も半分過ぎてしまいましたが、何とか今日更新。今月はさほど観たいと思う作品がなくて、いいのやら悪いのやら……。今年もあと半月しか残っていませんが、この作品を選んでみました。

「天国は、ほんとうにある」。病気で死にかけた(いや、一度は死んだ?)子供の臨死体験を映画化したもの。実話がベースだそうです。九死に一生を得て、助かった息子が元気になった後、彼の知るはずのない人の話を語りはじめたり、その人と話した、なんてことを言い出したら、家族は、周囲の人間はどう思うだろう。

「ボクね、天国で神様に会って来たの」と告げたら、なんて答えたらいいだろうか? その家族の戸惑いや街の人々や、そして当の本人の気持ちは……。

主人公のコルトンを演じるコナー・コラムがまた可愛い! 父親役はグレッグ・ギニア。予告編で観た彼は若い頃とちょっと印象が変わって、私は今の方がいい感じ。「サブリナ」で観たときは「ちょっと、この先どうかなあ」(失礼!)と思ったのだが、今回は「おや?、いい感じ」。これは期待してしまうなあ。母親役はケリー・ライリー。彼女は「フライト」とか「シャーロック」に出演していたようだけど、私には印象が薄くてどんな感じか思い出せない。

監督はランドール・ウォレス。「仮面の男」が面白かった。それとは全く別の今回のこの映画はどう撮ったのか、そこも気になる。原作はトッド・バーボの書いた「天国は、ほんとうにある 天国へ旅して帰ってきた小さな男の子の驚くべき物語」(青志社刊)。映画化で本もまたヒットするんでしょうか? 内容的に大ヒットとはいきそうもないものの、臨死体験や「死」は実は身近なもの、と考えるとやはり観てみたい作品と言えそう。(2014/12)