幸福の条件

久しぶりに、というかもう30年ぶりくらいにこの作品を見ました。調べてみたら、この作品は1993年作品。ヒロイン役のデミ・ムーアも人気の時期だったかもしれない。そして、監督のエイドリアン・ラインも。


ただ公開当時、この作品の評判がよくなかったことも同時に思い出されます。「愛はお金で買えるか?」というキャッチコピーも話題だったけど、やはり今回も億万長者の男をロバート・レッドフォードがやる役か?、といった気持ちが拭えず、過去の映画感想ノートを振り返ってみても同じ言葉が……。私が成長してないせい? それとも噂通り、駄作は駄作?
いや、いや、正直に言って、私はレッドフォードのファンです。いつも「素敵な俳優。かっこいい」という思いは変わりません。それでもこのジョンという億万長者役は合っているとは思えませんでした。デミ演じるダイアンもジョンがあんなに執着するほど魅力的な女性には見えない。


まあ、ツッコミどころはいろいろありますが、結局のところ、私の中では究極の問いでもある「愛はお金で買えるか?」は、それぞれの価値観によるのでは? というところに落ち着きました。お金で買える愛もあるでしょうし、お金と比較できるようなものではない、と思う人もいる。ただ私の中では、ダイアンと夫のデビッドのように、様々な条件が重なって陥ったギリギリの生活である状況とは言っても、お金のために億万長者の提案を受け入れてしまうことはできないかなあ、と思います。

ダイアンはデビッドのためであり、デビッドはダイアンとの生活のため、そして二人の夢のため、とそれぞれの建前(とあえてここではそう言わせてもらいます)があり、たった1日のことなんて人生の中ではたいしたことではなく、すぐに忘れること、と割り切ろうとするけれど、本当にそうかな? これこそ人生の中で決して忘れることの出来ない1日(結婚した日よりも)になるのでは?と考えてしまいます。まあ、それぞれの人に考え方にもよりますかね。


レッドフォードの演じるジョンが、ダイアンをとにもかくにも必死になって気を引こうとするのが私の中では納得いかないままでも、ラストに嫌な男を演じて別れを演じるところに救われました。
また、ウッディ・ハレルソン、久しぶりに見ましたが、彼って、こんなに青い目だったっけ? と目ばかりが印象に残ってしまった作品でした。彼はたくさんの作品に出ているけど、「これ!」という代表作がないのが残念! 脇役俳優に徹するという感じでしょうか。

ヒロイン役のデミ・ムーアは、「プリティ・ウーマン」のジュリア・ロバーツように当時はもてはやされていた女優だと思いますが、私は本当はあまり好きな女優さんではありません。ただ、このダイアン役の髪型が「ゴースト ニューヨークの幻」の時のショートヘア同様に彼女には似合っっているかなあ、と……。彼女はロングよりも短めの神のほうが素敵、と勝手な印象を持ってしまった作品でもありました(近年は彼女の作品を観ていないので、あまり比較のしようもありませんが)

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