2013年4月公開のチェック映画

ヒッチコック (HITCHCOCK) 2012年アメリカ作品
2013年4月5日公開

今月の注目作品は3本ある。待ってました!の「アイアンマン3」(4/26公開)、スピルバーグ監督、ダニエル・デイ=ルイス主演で彼がアカデミー主演男優賞を受賞した(おめでとう!)「リンカーン」(4/19公開)、そして、5日に公開したアンソニー・ホプキンス主演の「ヒッチコック」。

どの作品も非常に楽しみにしていたものだが、今回は「ヒッチコック」を取り上げたいと思う。「アイアンマン3」は、2012年8月に公開し、トップページで紹介した「アベンジャーズ」と同じ系列なのでとりあえずは今回はパス。「リンカーン」は歴史ものであり、スピルバーグ監督作品であり、久しぶりのダニエル・デイ=ルイス主演。そして脇を固める俳優陣も素晴らしい人たちばかり。息子役のジョゼフ・ゴードン=レヴィットも注目の若手俳優だ。そして、今ではTVドラマの方で有名かもしれないジェームズ・スペイダーも出ている。懐かしい! その「リンカーン」が政治家としての一面だけでなく、父親として、夫としての家庭人の面も描いての歴史劇となると、やはり私としては是非観たい作品のひとつ。

それでも、「ヒッチコック」を選ぶのは、ヒッチコックの大ファンと言うわけでもなく、この作品の監督が好きと言うわけでもなく、好きな俳優・女優が出ているという理由でもない。ただ、後世に残る作品を撮ったちょっと奇妙な監督、という印象のヒッチコックに興味があるから。

これは、星樹館の中でも説明しているように、[好き=興味=サイトで紹介]という単純な話ではなく、多分、自分の興味をひく人物の心理的な部分を探りたいという所に尽きていると思う。私は彼のファンではないので、作品を全部観たわけではない。彼の、そして彼の作品の研究を特別にしたこともない。ただ彼のお気に入りの女優のひとりであったグレース・ケリーのファンであり、女優に固執していたと言われる彼の作品(確かに似た系統の女優がお好みのようだ。それはわかる)の何本かを観て、面白かったと思ったそんな程度のファンである。

美しいブロンドの女性が登場し、恐怖の体験をすることになる物語の展開には、心理的な作用が大いに関係し(登場人物も観客も)、最後はほっと出来る。そんな作品を撮ったヒッチコックの舞台裏に迫る映画となると、どうしても観たい気持ちに駆られる。

演じるのは、多数の映画に出演する演技派のアンソニー・ホプキンス(このトップページでは「最終目的地」以来の2度目の登場)。実在の人物を演じた彼の作品の中で、「永遠の愛に生きて」(「ナルニア物語」の作者C・S・ルイスの話)が印象的だった私としては外見もヒッチコックに似せての登場がちょっとショックだったが、妻を演じるヘレン・ミレンとの共演は映画ファンなら興味深いのではないかと思う。

映画は「サイコ」を撮影する話になっているようで、有名なジャネット・リー役をスカーレット・ヨハンソン、アンソニー・パーキンス役をジェームズ・ダーシー(このトップページでは「ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋」以来の2度目の登場)、ヴェラ・マイルズをジェシカ・ビールが演じるのもチェックか。そして、何より本当に久しぶりのラルフ・マッチオが出演しているのも気になるところ。(2013/04/08)

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